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ハッカーが遠隔操作で被害者のコンピュータを乗っ取ることを可能にしたライトニングケーブル「O.MG.ケーブル」は、昨年夏のDef Conで実演されました。Fast Companyの報道によると、現在、量産が進められています。
O.MGケーブルは、このケーブルを開発したセキュリティ研究者「MG」が、昨年夏に開催されたハッキングカンファレンス「Def Con」で自作のプロトタイプを初めてデモした際に、MotherboardのJoseph Cox氏によって初めて報じられました。O.MGケーブルは、Apple社製の普通のLightningケーブルに似ており、動作も全く同じです。本物のLightningケーブルと同様に、デバイスの充電やデータの転送が可能です。しかし、O.MGケーブルにはワイヤレスホットスポット機能も内蔵されています。これにより、攻撃者はケーブルが接続されているMacやWindows PCに対してリモートコマンドを実行でき、データの読み取りや削除など、ほぼ何でも実行できるようになります。当時は、O.MGケーブルは手作りする必要があり、1本あたり200ドルと比較的高価だったことが幸いしました。しかし現在、MG氏はこのケーブルを工場で大量生産する方法を発見し、数千本をライン生産できるようになると述べています。
要チェック:ハッカーがリモートからコンピュータを乗っ取ることができる Lightning ケーブルが大量生産されています。