iHeartMediaはCESで、同社の音楽ストリーミングサービス「iHeartRadio」の自動車向け統合を発表しました。このサービスは、ゼネラルモーターズやBMWなどの自動車メーカーに加え、GoogleのAndroid、Harman、LGなどの様々なプラットフォームに統合される予定です。

iHeartMediaがガソリンスタンド外での新たな自動統合を推進
iHeartMediaは、ゼネラルモーターズの様々な車両に統合される予定です。対応インフォテインメントシステムを搭載したシボレー、ビュイック、GMC、キャデラックの各車両で利用可能になります。また、BMW Connected Drive向けの新しいアプリもリリース予定です。Android搭載車両向けには、Google Playストアが組み込まれたスタンドアロン版アプリもリリース予定です。iHeartRadioラジオサービスは、まもなくLGのwebOS Autoプラットフォームでも利用可能になる予定です。
さらに、iHeartMediaは一連の開発を発表しました。同社は、HARMANの新しい車載アプリおよびサービス向けマーケットプレイス「Ignite Marketplace」の初期パートナーであることを明らかにしました。また、Sounds=Houndと提携し、同社のコンテンツをHoundify AIプラットフォームおよびHound Appに提供しています。このアプリはiOSとAndroidの両方で利用可能です。
iHeartMediaの戦略的パートナーシップグループの社長であるMichele Laven氏は次のように述べています。
2019年はiHeartMediaにとって記念すべき年でした。2020年もオーディオ製品の拡充を続け、より多くの主要テクノロジー企業と連携することで、シームレスで比類のないオーディオ体験を消費者に提供していきます。車内でのリスニングはラジオ放送が主流ですが、iHeartRadioは新しいデジタルインターフェースと体験において常に最前線に立ち続けています。世界有数の自動車イノベーターと共に、CESで新たな統合とコンセプトを発表できることを大変嬉しく思います。車内オーディオのイノベーションを牽引し続けるiHeartRadioにとって、大変意義深い年となりました。