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Appleはプライバシーに関する姿勢を常に強調し、それを競争上の優位性に変えようと努めています。Wiredは同社に関する一連の記事の最新版として、 プライバシーへのアプローチが同社にとってどのようにプラスに働き、またマイナスに働いているかを検証しています。
Appleがこれを実現できるのは、同社の事業が広告に依存していないからだ。「Appleはデータにアクセスする必要がない」と独立系セキュリティ研究者のロビン・ウッド氏は言う。一方、Googleは世界最大級の広告会社であり、ユーザーとその関心事についてより深く知れば、より高額で広告を販売できる。「Appleはデータを持つ必要がないので、データを持たないように努力できる」とウッド氏は言う。その一例がAppleマップだ。Appleは詳細な移動情報を収集していないとしている。例えば、自宅から職場まで移動する際、Appleは移動を小さな単位に分割する。こうすることで、ユーザーの移動経路の完全な記録を保持しない(これでは簡単にユーザーを特定できない)。また、Appleは「ファジング」と呼ぶ新技術も導入している。ユーザーがスマートフォンで目的地を検索すると、Appleは保存している位置情報を24時間後に精度を下げて変更する。つまり、ユーザーの訪問場所を特定できないようにするのだ。
要チェック: Appleのプライバシーに対する姿勢は、プラスにもマイナスにもなる