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ベライゾンは木曜日の第1四半期決算発表で、iPhoneのアクティベーション台数が400万台に達したと発表した。これはウェルズ・ファーゴのアナリスト、メイナード・アム氏の目標である350万台を上回った。同社のアクティベーション台数は前四半期比で減少したものの、前年同期比では増加している。しかしながら、アップルの四半期iPhone販売台数は予想を下回る可能性があり、投資家の失望を招く可能性がある。
ベライゾンの四半期iPhoneアクティベーションはアナリスト予想を下回る売上高を示唆している可能性がある
ウム氏は、アップルが来週発表する決算で、今四半期のiPhone販売台数が3,870万台になると予想している。同氏は次のように述べた。
アクティベーション数が400万台であることから、Verizonは当社のiPhone総販売台数3,870万台のうち約10.3%を占めると推測されます。過去5四半期におけるAppleの四半期ごとのiPhone販売台数の平均は11.1%であるため、当社の今四半期のiPhone販売台数予測には若干のリスクが生じる可能性があると考えています。
しかし、VerizonのiPhoneのアクティベーションが前四半期と同じ割合を占めると仮定すると、AppleのiPhoneの数は3,080万〜3,600万台の間になる可能性がある。
ウム氏は、Appleのスマートフォン販売が前年比25%増であるのに対し、業界全体は約3%の成長にとどまっている一方、Verizonのスマートフォンのアクティベーション数は前四半期比で27%減少したと指摘した。これを踏まえ、ウム氏はiPhoneのアクティベーション数の減少は、Apple特有のものではなく、スマートフォン全体の売上が低迷していることが原因だと推測した。
アップルが4月23日に発表するiPhoneの売上高に関わらず、ウム氏は今年後半には売上が回復すると予想している。「重要な新製品のリリースやiPhone 4Sの加入者がアップグレードの対象になることで、暦年後半には売上が加速すると予想しています」とウム氏は述べた。
アム氏は、アップル株の12ヶ月目標レンジを600ドルから630ドルと設定し、投資判断は「マーケットウェイト」としている。アップルの株価は現在、0.08ドル(0.02%)上昇の392.13ドルで取引されている。