ロンドン発 ― グーグルはセクハラへの対応をめぐり、大規模な抗議活動に直面している。従業員は本日、現地時間午前11時10分から世界中のオフィスでストライキを実施する。

抗議活動は東京で始まり、タイムゾーンを越えて各地に広がります。The Vergeによると、このストライキには1,500人の従業員(主に女性)が参加する予定です。抗議活動は世界中のGoogleオフィスの約60%で実施される予定です。
この訴訟は、いわゆる「アンドロイドの父」アンディ・ルービン氏が、セクハラ疑惑に直面していたにもかかわらず、2014年に同社を去った際に9000万ドルの報酬を受け取っていたことがニューヨーク・タイムズ紙で先週暴露されたことを受けてのものだ。
抗議者の要求
抗議者たちは同社に対して以下の5つの主要な要求を表明した。
- 嫌がらせや差別のケースにおける強制仲裁の終了。
- 賃金と機会の不平等をなくすという約束。
- 公開されたセクハラ透明性レポート。
- 性的違法行為を安全かつ匿名で報告するための、明確で統一された、世界的に包括的なプロセス。
- 最高ダイバーシティ責任者(CDO)をCEOに直接報告し、取締役会に直接提言を行う権限を付与します。さらに、取締役会に従業員代表を任命します。
本日のストライキの組織化に尽力したYouTubeプロダクトマーケティングマネージャー、クレア・ステイプルトン氏は、ニューヨーク・タイムズ紙にこう語った。「私たちは、もはや不平等だとか、尊重されていないと感じたくありません。Googleは文化で有名です。しかし現実には、ここにいるすべての人々に対する尊敬、正義、公平さという基本的な基準さえも満たしていないのです。」
Googleとその親会社Alphabetは、こうした問題に取り組んでいる唯一のテクノロジー企業ではありません。TMOが昨日報じたように、Appleの従業員を名乗る人物がGitHubに、Appleのダイバーシティ推進に「ますます幻滅している」という内容の手紙を投稿しました。(火曜日に行われたAppleのイベントでは、多くの女性幹部が登壇しており、この取り組みが実際に行われていることが伺えます。)
グーグルのサンダー・ピチャイCEOは火曜日、本日行われている抗議活動を支持すると声明を発表した。