Adobeがついに最後のレガシー製品の1つをクラウドに移行

Adobeがついに最後のレガシー製品の1つをクラウドに移行

Adobeは月曜日にAdobe Experience Managerをクラウドサービスとして発表しました。これは同社製品の中でクラウドに移行する最後の製品の一つとなります。

アドビエクスペリエンスマネージャー

Adobe Experienceがクラウドへ

Adobe Experience Manager as a Cloud Serviceは、CMS、デジタルアセット管理、デジタルサイネージ管理、そして顧客コミュニケーション機能を組み合わせたものです。基本的には、顧客がコンテンツを共有し、パーソナライズすることを可能にします。しかし、データとインサイトツール、カスタマージャーニー管理、コマースと広告など、その他にも様々な要素を提供しています。

この発表において、Adobe の戦略および製品マーケティング担当シニアディレクターのロニ スターク氏は次のように述べています。

Adobe Experience Manager as a Cloud Service は、組織がより多くのキャンペーン、デジタルアセット、そしてエクスペリエンスを、これまで以上に迅速に作成、管理、提供できるよう、その能力を大幅に強化します。高度なデジタルツールの導入を進めつつも、変化するビジネスモデルに対応するために、よりシンプルさと柔軟性を求める中堅企業や大企業にとって、魅力的なソリューションとなります。

Adobeは、一部の顧客が既にクラウドベースの製品を使用していることを明らかにしました。その一つがアンダーアーマーです。同社のITプロダクトオーナーであるベン・スナイダー氏は次のように述べています。

Adobe Experience Manager as a Cloud Serviceの早期導入の機会が訪れた際、その拡張性の高さに惹かれ、すぐに飛びつきました。統合はシームレスに進みました。既に当社のデジタルアセットマネージャーはクラウドサービス上で稼働しており、新シーズンのアセットのアップロード時間が大幅に短縮されました。

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