以前、Safariで悪質な拡張機能を見つけて無効にする方法についての記事を書きました。Google Chromeにもインストール済みの拡張機能を確認する機能があるので、特定のブラウザで問題が発生している場合は、Chromeを開いて、見覚えのない拡張機能が有効になっていないか確認することができます。Chromeを起動中に、画面上部の「ウィンドウ」メニューから「拡張機能」を選択してください。

…では、何がオンになっているか確認してみましょう。下のスクリーンショットでは、1Passwordは有効になっていますが、アプリケーションランチャーは無効になっています。青いトグルが見えますか？

不要な拡張機能は、関連するトグルボタンを使って無効にしたり、「削除」ボタンをクリックして完全に削除したりできます。Chromeには、デフォルト設定にリセットできる便利な機能もあります。マルウェアがインストールされたことでブラウザの動作がおかしくなった場合などに便利です。例えば、検索エンジンが変更されたり、Chromeの起動ページが気に入らなくなったりする場合もあります。その場合は、メニューから「Chrome」>「設定」を選択してください。

…そして下にスクロールして「詳細設定」セクションを見つけます。

それをクリックすると、もう一度下にスクロールして「設定を元のデフォルトに戻す」を見つけます。

そこをクリックすると、Chrome はこれから何が起こるか、具体的に何がデフォルトにリセットされるかについての長い警告を表示します。

ただし、「設定をリセット」を選択すれば、作業は完了です。Chromeはマルウェアがインストールされた際に変更された部分をすべて削除しているはずです。その時点で、「ウィンドウ」>「拡張機能」に戻り、使用している拡張機能をすべて再度有効化してください。警告ポップアップにもあるように、1Passwordのような明らかに必要な拡張機能も含めて、すべて無効化されているからです。それでも問題が解決しない場合は、Malwarebytesをダウンロードして無料スキャンを実行してください。ブラウザの外部に潜む悪質なマルウェアを特定できます！