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macOS Big Sur、iPadOS 14.5、iOS 14.5向けのSafari 14.1では、Web開発者向けにWebKitの新機能、APIなどが追加されています。発表の全文はこちらでご覧いただけますが、エンドユーザーにとって特に注目すべき点をいくつかご紹介します。
Safari 14.1 の機能
- Mac の日付と時刻の入力– HTML では、入力要素の date、time、datetime-local 属性により、ブラウザーに日付や時刻のコントロール (通常はカレンダーを使用してユーザーが簡単に時刻や日付を入力できるように設計されたインターフェイス) を作成するように指示します。
- Web Speech API – Safariは、Siriと同じ音声エンジンを搭載した音声認識をサポートするようになりました。これにより、Web開発者は50以上の言語と方言に対応した高品質な音声文字変換のメリットを享受できるようになります。
- WebM サポート– WebKit は WebM メディアのサポートを強化しました。最初のサポートは Safari 12.1 で開始され、WebRTC コンテキストでのみ WebM の VP8 をサポートしました。Safari 14 では、WebKit は MSE 経由での WebM のサポートを追加しました。現在、WebKit は VP8 または VP9 ビデオトラックと Vorbis オーディオトラックを含む WebM ファイルをサポートしています。
- プライベートクリック測定– このリリースには、広告主がプライバシーを保護しながらクリックスルー広告キャンペーンの効果を測定できるようにする、提案中のウェブ標準であるプライベートクリック測定が搭載されています。この新技術は、ウェブからクロスサイトトラッキングを排除し、必要に応じてプライバシーを保護した代替手段を提供するための、より広範な取り組みの一環です。
これらの改善は、iPadOS 14.5、iOS 14.5、または macOS Big Sur (11.3)、macOS Catalina、macOS Mojave 上の Safari 14.1 で Safari を実行しているユーザーが利用できます。