早朝シフトへの通勤時や、長い一日の仕事を終えて帰宅する時など、公共交通機関で仮眠を取ると、停車駅を見失ってしまうリスクがあります。でも、もうそんな心配は無用。バスで眠れるように特別に開発された、GPS連動アラームアプリが登場しました。
バスで安全に眠れる目覚ましアプリ「Doze」

イギリスの開発者兼映画監督、エド・ロージー氏が開発したDozeのアイデアは実にシンプルです。バス(または電車)に乗り込み、仮眠できる席を探し、Dozeを起動して目的地を選択し、目的地までの半径を設定します。目的地まで来ると、通常のタイマー付きアラームと同じようにDozeのアラームが鳴ります。
職場からのバスの乗車時間が、いつもの40分ではなく2時間もかかってしまった?大丈夫、家に着いてから起きればいい。正確な時間ではなくGPSに頼るので、Dozeは交通状況が予測できない場所に最適です。もっとも、iOSは最近、時間ベースのアラームがあまり安定していないのが正直なところですが。
フェイルセーフは停止線を失うことを防ぎます
より安全を確保したい場合は、アプリで通常の通勤時間に基づいてタイマーを設定することもできます。タイマーが鳴る前に目的地の半径内に入った場合、タイマーは自動的に無効になります。降車地点の手前でタイマーがゼロになった場合は、アプリを起動して降車地点までの距離を確認できます。これにより、GPSの受信状況が不安定な場合でも、目的地を見失う心配がありません。
もっと安心したいですか?長距離の旅行には、「接近アラート」を設定するオプションもあります。目的地まで約5~8キロの近さになるとアラートが鳴るので、降車前に荷物をゆっくりと取りに行くことができます。
アラームの設定を忘れないように、アプリには位置情報に基づいたリマインダー機能も搭載されています。よく訪れる場所を登録しておくと、その場所に近づくとDozeモードが有効かどうか尋ねてきます。

DozeにはiOS版とiPadOS版があるので、タブレットでアラームを設定したい場合はそちらをご利用ください。どちらもApp Storeで無料でダウンロードでき、広告やアプリ内課金もありません。