以前、ChangeWaveはRIMのBlackBerryとAppleのiPhoneの顧客満足度を調査しました。その結果、米国スマートフォン市場における2強の競争が激化していることがわかりました。今回、ChangeWaveは、両社の顧客が最も気に入っている点について調査しました。
「前回のレポートでは、2つの先駆的なスマートフォンの消費者満足度が非常に優れていることが示されました。AppleはiPhoneモデルで79%の非常に満足という評価を獲得し、RIMはBlackBerryで非常に立派な54%の評価を獲得しました。」
「しかし、これら 2 つのブランドが消費者にこれほど満足感を与えている理由は何でしょうか?」
チェンジウェーブは2008年3月にスマートフォン所有者864名を対象に調査を実施しました。顧客が最も好むのは圧倒的多数が電子メールでした。
チェンジウェーブ・リサーチ
BlackBerryユーザーは、いくつかの重要な不満点も報告しています。1位はインターネット閲覧の速度と品質(13%)です。2位はキーパッドのサイズ(11%)で、キーが小さすぎて入力ミスが多発すると不満を漏らしています。
Apple iPhoneについて、ChangeWaveは次のように報告しています。「これまでのところ、iPhoneユーザーの間で最も高く評価されている機能は、電話、iPod、インターネットブラウザの機能がシームレスに統合されていることです(36%)」。あるiPhoneユーザーは、この統合された機能こそが、iPhoneを使うのをとても楽しいものにしていると述べています。ChangeWave 
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「不満点に関して言えば、iPhoneユーザーが最も嫌っているのは紛れもない事実です」とChangeWaveは報じています。「AT&T EDGEネットワークの速度です。2番目に批判されているのがAT&Tを使わなければならない点であることも当然です。また、ユーザーはiPhoneにコピー&ペースト機能がないことにも不満を表明しています。」
ChangeWave の創設者 Tobin Smith 氏も、両社は非常に忠実な顧客を抱えており、競争相手を圧倒するために取り組んでいると報告しました。
最後に、ChangWaveは次のように報告しています。「iPhoneは勢いを増していますが、ユーザーが解決を望む根本的な問題がいくつか残っています。その筆頭が3G対応です。調査によると、iPhoneユーザーが次世代iPhoneに統合してほしい機能として最も多く挙げられているのは3G対応(19%)で、サードパーティ製ソフトウェア(18%)、GPS機能(15%)、メール連携(10%)よりも高い割合となっています。」
iPO は、見たところ、これがまさに Apple の顧客が次世代 iPhone で得られるものとほぼ同義であると指摘している。