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マイクロソフトCEOスティーブ・バルマー
Yahoo! CEO のジェリー・ヤン氏が「今日まで、マイクロソフトにとって最善の策はYahoo! を買収することだと言えるだろう」と発言したことに対し、マイクロソフト CEO のスティーブ・バルマー氏は「Weive は前進した」と率直に語った。
このやり取りは、グーグルが水曜日に2008年6月にヤフーと合意した契約を撤回したことから始まった。この契約自体は、マイクロソフトによるヤフーの買収提案が頓挫し、ヤフーがビッグ・レドモンドの前金を拒否したことを受けてのものだった。
本日ブルームバーグは、スティーブ・バルマー氏がオーストラリアのシドニーで開かれた会議で、マイクロソフトが数か月前に敵対的買収の脅しまでかけたにもかかわらず、自社はヤフーに対して再度の買収提案は計画していないと付け加えたと報じた。
マイクロソフトは、過去数年間、独自に検索事業に参入しようと試みたものの成果が出なかったため、買収による参入を模索してきた。同社は、インターネット検索を自社の将来における大きな位置を占めると考えていると述べている。
当時、ヤフーはマイクロソフトの提案が同社を過小評価していると述べ、両社は数ヶ月に渡って交渉を行ったが、結局ヤフーが譲らずマイクロソフトは何も得られないまま終了した。
こうした状況こそが、Yahoo!がMicrosoftの買収に興味を示し、Microsoftが慎重な姿勢を見せるという、今日の一連の騒動をさらに興味深いものにしている。この状況は、Yahoo!のCEOであるジェリー・ヤン氏が共同創業者である同社でどのような役割を果たしているのかについて、既に様々な憶測を呼んでいる。