メールを送信する際、必ずしもすぐに届けたいとは限りません。例えば、夜に下書きをしていて、翌朝には受信者の受信トレイに届きたい場合もあるでしょう。重要なメールは、受信者が最も読む可能性の高い時間帯に送信することが重要です。タイムゾーンが異なる相手にメールを送信する場合、後でメールを送信できる機能は生産性向上に非常に役立ちます。

サードパーティ製のメールアプリは長年この機能を提供してきましたが、多くの場合有料です。iOS 16以降では、標準のメールアプリを使って後からメールを送信できます。

iOSメールでメールを後で送信するスケジュールを設定する方法

オプションの場所さえ分かれば、手順は非常に簡単です。しかし、iOS 16ベータ版では、メールをすぐに送信するのではなく、後で送信するようにスケジュールを設定する方法が分かりにくいです。ここで重要なのは、長押しする操作です。

メールを書き終えて満足のいく内容になったら、青い矢印アイコンをタップするだけでは送信できません。アイコンを長押ししてください。すると、ポップアップメニューが表示され、さまざまなオプションが表示されます。「今すぐ送信」か、メールの作成時間に基づいてiOSが自動的に設定した時刻を選択できます。これらの方法がうまくいかない場合は、「後で送信」を選択し、メールの送信日時を指定してください。

選択が完了すると、メールは画面から消えます。修正したり、別の時間に予約したりしたい場合は、問題ありません。メールアプリで「メールボックス」を開き、 「後で送信」フォルダを探してください。予約したメールはすべてそこに表示され、編集したり予約を変更したりできます。

メールのスケジュール設定に関する重要な注意事項

iOSメールの新機能「後で送信」を使いたい場合、一つ覚えておいていただきたいことがあります。メールを実際に送信するには、iPhoneがオンライン状態を維持している必要があります。iPhoneの電源を切ったりバッテリーが切れたりしても、自動的に電源が入りメールを送信できるわけではありません。